このガイドでは、SambaCloud の高性能な LLM を VS Codeの AI Toolkit 拡張機能と連携させる方法をご紹介します。AI Toolkit は、コードエディタ内で AI エージェントの開発と最適化を支援する軽量な拡張機能です。

前提条件

始める前に、以下の環境を準備してください。
  • 無料の SambaCloud アカウント
  • VS Code のインストール済み環境
  • VS Code の拡張機能パネルから「AI Toolkit」拡張機能をインストール済み

セットアップ手順

VS Code 上で SambaNova の LLM を使い始めるのは簡単です。以下の手順に従ってモデルを接続し、生成AIアプリケーションの開発を開始しましょう。
  1. AI Toolkitパネルを開く VS Code のサイドバーにある AI Toolkit パネル を開きます。
  2. カスタムモデルを追加
    • AI Toolkit パネル上部の アイコン をクリック
    • 表示されるドロップダウンから 「Add a custom model」 を選択 Vs Code 1 Pn
  3. モデルエンドポイントを入力
    • 以下の推論エンドポイント URL を貼り付けます。
      https://api.sambanova.ai/v1/chat/completions
      
    SambaCloudの専用ノードをご利用の場合は、エンドポイントURLが異なる場合があります。
  4. モデルIDを入力
    • 対応モデル ページから、使用したいモデルのモデルIDをコピーします。
    • モデルIDを貼り付け、Enterを押下します。
  5. 表示名を設定
    • モデルIDをそのまま使用するか、任意の表示名を入力します。
    • Enter を押下して確定します。
  6. APIキーを設定
    • APIキーを未取得の場合、SambaCloud ポータル でAPIキーを発行します。
    • APIキーをAuthorization: Bearer <your-api-key>に入力し、Enterを押下します。
  7. 接続確認
    • AI Toolkit パネル内の Tools セクション を開き、「Playground」を起動します。
    • 数秒後、画面右上の Model ドロップダウンに SambaNova のモデル名が表示されます。
    • モデルを選択し、以下をお試しください。
      • コンテキストの設定 (例: “You are a helpful coding assistant”)
      • 推論パラメータの調整 (任意)
      • テスト用プロンプトの入力
これで、SambaNova のモデルが AI Toolkit で利用可能になりました。従来のGPUプロバイダーと比較して最大5倍の推論速度を体感できます。 導入にあたり不明点や問題が発生した場合は、SambaNova のサポートチームまでお気軽にお問い合わせください。

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